マルキの石組 まほらの礎
私たちの石組は、コンクリートやモルタルなどの接着剤の使用をせずに、加工を施さない天然の「石と石とを組み」伝統的な工夫に基づきます。
石のひとつひとつをコントロールし、点と点で噛み合わせ、その力と力をぶつけあい保つ均衡は、重厚なる安定感と、自然で素朴かつ芸術性の高い模様を生み出し、庭に石の静かな生命力をもたらします。
この古の確かな技術を基底において、人の生活の場として考え抜かれた高い利便、通用性と、萌えいでそよぎ、花を咲かせる草木の躍動とがあいまった、日々のやすらぎの礎となる高品質のお庭を提供いたします。
延段・石畳・施工のメリット
安心、安全と高い利便、通用性
石のひとつひとつの面や段差をくみして繊細に施工いたしますので、「歩きやすく、転びにくい」通路となります。車椅子でも快適にご通行頂けます。
玄関前、お庭だけでなく、デットスペースへとなりがち家屋の裏側等への施工もお勧めしています。
お手入れが簡単に
石の面積が広くなるため、除草管理スペースが限定され、お手入れが楽になります。
加えて、石の目地や周辺部への「まさ土」の利用、また「防草シート+砂利」の施工を併用していただくことで、防草効果が更に増し、多くの手間を省けます。
時間とともに庭が育ちます
それぞれに古い来歴をもつ石たちが出会い、組まれた施工完了時点から、石の新たな歴史が始まります。
「ほうきで掃いて、水をうつ」ほど苔がのり、歩けば歩くほど、何とも言えない良い色へと変わってゆきます。落ちる葉の色も変わり、日々手をかけていただくほどに、小さな発見を楽しめることと思います。
デザインには、「石の力の均衡、分散」が組み込まれているため、無理なく、「デザインの主張」による「飽き」や「ストレス」を感じさせません。
人工物や二次製品の上では「汚れ」「劣化」にみえていたものが、「表情」「味」へと価値を転換し、植物たちや人とともに、地に馴染み、未来へ広がり歩んで行きます。
石垣の施工風景
接着剤を使用せず、天然石と介石とで組み上げた石垣。延段、石畳においても同じように石が組まれています。
庭の大小、様式など種々のニーズに答えられるよう石材を常備しています。
施行実績